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カレッジ日誌(過去ログ) |






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「戦争は一人、せいぜい少数の人間がボタン一つ押すことで一瞬にし
て起せる。平和は無数の人間の辛抱強い努力なしには建設できない。このことにこ
そ、平和の道徳的優越性がある」(丸山眞男 )
■平和情報リンク「IMAGINE!
イマジン」、■祈り・癒し系
情報の海におぼれず、情報の森から離れず、批判的知性のネットワ
ークを! 
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2010.2.1
本サイトで繰り返し述べてきたように、1月末はその年の世界を占う3つの大きなイベントがあり、今年はそこに鳩山総理大臣の施政方針演説が加わりました。まずはオバマ・アメリカ大統領の一般教書、予想通りというか、ブッシュ時代とは様変わりの内向きの経済再建中心、しかしまだ失業率10%以上で大統領支持率も5割に低下、それでもアフガニスタンへの増派はやめないんだとか。「核なき世界」はリップサービスへとトーンダウンしています。次に、スイスの山奥の高級ホテルにこもった世界経済フォーラム(WEF)=ダボス会議
。オバマ一般教書演説の金融規制はもちろん話題になり「政府対銀行」が争点になりましたが、その実行主体は、もはやかつての先進国G8ではなく、リーマン金融危機後に作動し始めたG20であることが、ダボス会議でも当然のこととして議論されました。アジアの代表は日本だけだった時代は、確実に過去のものとなりました。フランスのサルコジ大統領、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領、中国の李克強・副首相らの演説は話題を呼び、G20の存在感を示しましたが、日本は仙谷行政刷新相が分科会討論で発言した程度。ダボス会議そのものはハイチ地震支援が緊急に強調された程度で、今年も世界金融・経済恐慌からの脱出の見通しの合意は出せなかったようです。ただし、ダボス会議にあわせて、ダボス出席者による世界貿易機関(WTO)の非公式閣僚会合が開かれたことは要注意。世界のトップエリートの年に一度の社交場は、G20ばかりでなく、内向きにむかいがちな各国政府・財界エリートと国際機関のあいだの実質的意見調整の場を兼ねてきているようです。最後に、新聞記事は少ないですが、反ダボス会議を掲げる世界社会フォーラム(WSF)。ブラジルのポルトアレグレでは結成10周年記念集会が開かれたようですが、ニュースは未着。今年は世界各地で身近でローカルな地域フォーラムを積み重ねるのがメイン。この10年「もう一つの世界は可能だ」と訴えて、ブラジル、インド、アフリカと会場を変えつつ、世界中の市民運動・社会運動/
NGO/NPOが一同に集ってきましたが、イラク戦争時に高揚した祝祭型交流会には限界が見えてきて、今年は「グローバル・アクション/モビライゼーション・イヤー」と銘打ち、さまざまな地域でさまざまな形のアピールをローカルに繰り広げる「多様な運動による一つの運動」方式で、日本でも東京で開かれ、大阪では3月に集会、2011
年のダカール(セネガル)世界フォーラムへと合流します。「おおさか社会フォーラム」に向けたワルデン・ベリョ(Walden
Bello)の問題提起が、「現実は急激に変化しており、新自由主義グローバリゼーションのイデオローグも批判論者もこの変化に対応できない」「オルタナティブとしての脱グローバル化の11の柱」「効率性の神話から人のためになる経済へ」を述べていて、参考になります。
日本の鳩山首相は、自分自身と小沢民主党幹事長の政治資金疑惑がいっこうに下火にならず、世論調査でも支持率を不支持率が上回るところまで落ち込んできているのに、なぜかガンジーを使い「いのちを、守りたい」をリフレインする演出過剰の施政方針演説。「友愛」よりはましな理念で、有言実行を伴えばいいんですが、11億円を母から贈与された「労働なき富」を抱えていては、言葉が庶民に届きません。むしろ、来年度予算と米軍基地問題がポイントなのに、こちらは先送りで今年の見通しは不透明。民主党内からは、ついに小沢幹事長の責任を問う声が出てきて、早速ウォール・ストリート・ジャーナル
も大きく報じていますから、波乱含みです。今年の行方がらみで、ネチズンが注目すべきは、むしろグーグルと中国政府の「インターネットの自由」をめぐる紛争、および日中歴史研究報告書が対立点を併記して公表され、それを報じたNHKニュースが中国では一時放送が中断された問題。報告書の全文は、外務省ホームページに出ていますが、「東アジア共同体」への遠い道のりを予感させます。日中歴史研究報告書では、本サイトが「学術論文データベ
ース」で取り上げたばかりの「田中上奏文」問題も争点になったようです。
大学教員の繁忙期で、膨大な博士論文・修士論文・学士論文の山と格闘中。そこにまもなく期末試験答案も加わります。それに3月末勤務先の退職をひかえ、研究室の蔵書の山とも格闘中。2列につめこんでいた書棚を整理したら、長く探していてみつからなかった本がでてきたり、論文に必要で2冊買ってしまった本が100冊以上出てきたり。一冊一冊に思い出と愛着はありますが、これらの大部分はメキシコ大学院大学図書館に寄贈し、ラテンアメリカで日本に関心を持つ学生たちに使ってもらうことにしました。文献リストの入力も引き受けるとのことで寄贈を決めたのですが、英仏伊スペイン語原本の本の翻訳はいらない、独露語原本の日本語訳ならぜひほしいという注文がついたので、結局一冊一冊を吟味し、若手研究者の友人や大学院生には専門に応じて優先譲渡する仕分けが必要になりました。3月まで精神労働と肉体労働の双方で、ハードワークが続きます。4月以降の解放される日々を夢見て、今はひたすら残務処理の毎日。更新もとどこおりがちですが、諸般の事情お酌み取りのうえ、ご容赦を。その代わり、とっておきのニュース。『島崎蓊助自伝──父・藤村への
抵抗と回帰』(島崎爽助と共編、平凡社、2002年)で述べた、島崎蓊助の絵画美術展が、2月22日から、東京銀座ヒロ画廊で開かれます。かつて群馬県大川美術館で開かれた個展の東京版です。セピア色の絵の世界を、ぜひご覧ください。
本学には、以下のようなセクションがあります。学びを志す方は、 どちらのドアからでも、ご自由にお入り下さい。
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情報処理センター(リンク集「 政治学が楽しくなるインターネット宇宙の流し方」のべ700サイトとリンク!)
情報収集センター (本学の目玉で「現代史の謎解き」「国際歴史探偵」の宝庫、データベース「旧ソ 連日本人粛清犠牲者・候補者一覧」「在独日本人反帝グループ関係者名簿 」「旧ソ連秘密資料センター」などが入っています!)
■イマジンIMAGINE!(新年更新)、■Global IMAGINE、■IMAGINE GALLERY、■「戦争の記憶」 (番外「大正生れの歌 」「100人の地球村 」)
特別研究室「2010年の尋ね人」 ――「日独同盟に風穴をあけた日本人 <崎村茂樹>」「上海におけるゾルゲ、尾崎秀実の周辺」についての情報をお寄せ下さい!
情報学研究室(必修カリキュラム、 リンク集処理センターと歴史探偵収集センターが両輪です)
政治学研究室(総合カリキュラム、2008/2005一橋大学学生意識調査結果、永久保存版論文・エッセイ多数収録)
現代史研究室(総合カリキュラム、日本現代史、旧ソ連秘密資料解読もあります)
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国際交流センター (Global Netizen College only in English)
加藤哲郎研究室(学長兼事務員の自己紹介、 当研究室刊行物一覧、エッセイ等)
客員教授ボブ・ジェソップ研究室 (イギリスの国家論者Bob Jessopの Homepageと直結、最新論文をダウンロードできます)
★客員名誉教授故ロブ・スティーヴン研究 室(オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学、「日本 =ポスト・フォード主義国際論争」の私の共著者、2001年4月18日永眠。遺稿"Competing Capitalisms and Contrasting Crises: Japanese and Anglo-Capitalism")
図書館 ( 学術論文データベ ース、書評の部屋、エッセイ集、卒業学士論文、ネチズンカレッジ創設記・カレッジ日誌 (過去ログ)、「ベルリン便 り」「メキシコ便り」 「竹久 夢二探訪記」「2005年一橋大学学生意識 調査結果」もあります)
教育センター
(一橋大学での担当講義)、 2009年度一橋大学社会学部講義案内(冬学期木3「比較政治」) 、「2008/2005/1999年一橋大学学生 意識調査結果」
学生会館 一橋大学加藤ゼミナール関係者 専用、学部学生ゼミ連絡版/4年学生ゼミ 、09卒業学士論文(一般の方の入室はご遠慮ください)
大学院
2009年度一橋大学大学院講義案内(冬学期 月2「政治学」) 、大学院 加藤ゼミ連絡版(一般の方の入室はご遠慮ください)

ちょっと嬉しく恥ずかしい話。WWW上の学術サイトを紹介するメール
マガジン"Academic
Resource Guide"第3号「Guide &
Review」で、本HPが学術研究に有用な「定番」サイトに選ばれました。ありがたく
また光栄なことで、今後も「定番」の名に恥じないよう、充実・更新に励みます。同
サイトは、学術研究HPの総合ガイドになっていますから、ぜひ一度お試しを!
「Yahoo
Japan」では「社会科学/政
治学」で注目
クールサイトに登録され、特別室「テル
コ・ビリチ探索記」が「今日のオススメ」に、「IMAGINE!
イマジン」が「今週のオススメ」に入りました。「LYCOS
JAPAN」では「政治
学・政治思想」のベストサイトにされていましたが、いつのまにか検索サイトごと「Infoseek」に買収され、「学び・政治思想
」でオススメ・マークを頂いたようです。『エコノミスト』では、
なぜか「イ
ンターネットで政治学」の「プロ」にされましたが、河合塾の「研究者インフォー
メーション 政治学」では「もっとも充実した政治学関係HP」、早稲田塾の「Good
Professor」では、「グローバ
ル・シチズンのための情報政治学を発信」という評価をいただきました。「日経新聞・I
Tニュース」では「学術
サイトとしては異常な?人気サイトのひとつ」として、「リクルート進学ネッ
ト」にも顔を出し、「インターネットで時空を超える大学教員」なんて紹介されました。朝日新聞社アエラ・ムック『マスコミに
入る』で、一橋大学の私のゼミナールが、なぜか「マスコミに強い大学 」のゼミ単位東日本代表に選ばれ「堅実・純粋な感
性」を養う「社会への関心が高い『問題意識』の強い学生が集う」ゼミナール として紹介されました。「 ナレッジステーション 」には、「政治学
・おすすめ本」を寄せています。恥ずかしながら、ありがとうございました。

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