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正午頃までは曇り空だったが、夕方から突風と雷までともなう雨となる。晴れていれば、絶好のお花見びよりの日曜日になったはずだが。来週には千鳥ヶ淵の櫻を見に、散策したいと思っていたが、この強風と雨では、美しい櫻を見るのは絶望か。
こんな日には、家に篭もって読書に限る。毎回アメリカから日本に来て、とても楽しみにして心躍らせ、まず直行するのが、書店を探訪をすること。まずベストセラー・セクションで、売れ筋本を調べ、気に入ったのを購入し、またアメリカにいる時に、インターネットなどで、日頃下調べをしておいたメモを片手に、日本に来た時に、それらの本を探し購入する楽しみは、海外に住んでいる者にしか味わうことのできない、心躍るひと時。いつでも欲しい本が手に入る、日本に住んでいる人々には、この嬉しい時間は理解できないことだろう。 過日、東京での呑み会で、TさんからBlog立ち上げをしきりに薦められ、その発言に触発されて、Blog開設に踏み切った次第だが、その時Tさんに頂いた、(梅田望夫著『ウェブ進化論』ちくま書房)頂いた後の帰路の車中で、軽く読んだのだが、もう一度ゆっくりと租借して読む。長男が米国で経営するソフト開発会社で、10年間勤務していたお陰で、ITの世界はおぼろげには解っている積もりだが、最近のこの世界の流れを知るのには、最適な本だった。次男が現在日本で勤める、オープンソースの会社などは、私がIT会社に勤めていた頃には無かった仕組みで、これも理解することができた。 高校時代には学校図書館の小説は、全て覇読を目標にし、大学時代は(当時の学生はテレビを持っていなかったのも幸いしたのか)取り付かれた様に、小説を乱読したものだが、何故かこの歳になると、小説をトンと読まなくなった。小説を読まなくなったということは、歳を重ねたために、世間を見る目が図太くなり、情緒的に希薄になったのが原因か、この歳になると小説家の創り事の、筋書きを追うのが、難儀になってしまった。したがって、全ての本はノンフィクション系列となり、帰国時にはスーツケースの半分の荷物は、本で占められる。アメリカに帰国して、これをユックリと週末に読む時間が、もっとも贅沢な時間に思えてならない。 わが青春の頃の日本では、電車の中で、ベストセラー本などを読書をする人が、ほとんどだったが、最近の電車内では、40代30代の年配の男性までもが、マンガ本を一生懸命に読んでいるい姿を多く見ると、この国はどうなっているのだろうかと、理解に苦しむ。これも切磋琢磨して疲れ果てたサラリーマンの、ストレス解消法なのか。それにしてもアメリカなどで、30代40代のいい男性が、マンガ本を読んでいる姿を見ることは無いので、理解しがたい光景、これも日本文化なのかと考えさせられる。 |