<日本滞在日記> ゴミ問題考察 2006.4.4
 晴天に恵まれた、三浦の海は鏡のように穏やか。沖に近いところに、早朝より5,6隻の漁船がいるので、釣り好きとしては、何を釣っているかと大変興味があり、マンション三階のバルコニーから、双眼鏡で偵察するが、判明せず残念。漁船の釣果偵察のため双眼鏡片手に、バルコニーに立っていると、手に触れるほどの距離をトンビが優雅に飛行してくる。

 このトンビ、幼い頃の沖縄で見た記憶が無いが、沖縄にトンビは生息しているのだろうか。鳥類図鑑で検索すると、タカ科に属し和名を「トビ」というとのことで、160センチもの大きさに成長するとのこと。主にネズミ、鳥のヒナ、生ごみなどを食し、海岸地帯に生息するとあることから、三浦海岸の砂浜に打ち寄せる小魚や、漁船のおこぼれなどを狙って、相当数のトンビがこの地帯に群れているのであろう。行楽日に海岸で弁当を広げていたら、狙われたという訴えも聞く。
弁当までも狙うトンビなら、森の神社のキツネに奉納している、アブラゲを略奪するぐらいのことはあろうから、『トンビにアブラゲをさらわれた』とい言葉も有ろう。

 さて、トンビの好きなゴミ問題だが、ホテル住まいではなく、日常生活として日本で生活していると、アメリカの三倍ほどの量のゴミが、台所に出るのには閉口する。例えばアメリカのデパートなどで、買い物をすっると、薄っぺらな袋1枚に、購買物をチョロと入れて、渡されるだけだが、日本では二重、三重に包装して、手提げ紙袋にまで入れてくれる丁寧さ。箱に入った菓子でも買おうものなら、箱を包んでいる包装紙、箱とその中に入っている仕切り用プラスチック、そして個々に袋に入った菓子、そして手提げ紙袋と、何だか外側のために金銭を払って得たような心もちとなり、それらをサービスとして、顧客に錯覚させている商法に思えてならない。紙類よりも、台所でもっとも多く出るのが、生もの類を載せている、プラスチック、発泡スチロール類のゴミ。最近の日本のスーパーでは、購買欲をそそるためか、バーコード付きにして、レジで処理しやすくするためか、野菜類までもプラスチック袋や発泡スチロールの皿に、それぞれ小分けにして包装してあるため、自宅に持ち帰るゴミを増やしている原因となっている。アメリカでは、ほとんど野菜類などは、ばら売りであり、測り売りで買える。

 そういえば、アメリカのスーパー野菜売り場にある測り計量機が、日本のスーパーでは見当たらないことを発見する。デパートをはじめ、スパーまでもが丁寧に商品を小分けして、包装をしている日本の習慣が、ゴミを増やし生活をおびやかしているように思えてならない。もとをただせば、過剰包装が原因、これを改革うしなければ、ゴミ問題は決して解決しないであろう。大々的な改革をしない限り、ゴミ問題は年々拡大し、日本全国の、大きな悩める課題となるであろうと、恐怖にかられる。

 


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