超個人的名盤回顧


第13回 『DAMN THE MACHINE』

さて、クリス・ポーランドである。そう、あのMEGADETHでギターを弾いていた人。の、兄弟が結成したバンド。なんとなく、元MEGADETHということでスラッシーな音を期待するかもしれないけれども、出てくるのは音の少ないHM。ミドルテンポが中心だが、時折見せるリズムチェンジが楽曲に面白味を持たせているのが特徴。このバンドの最大の聴きどころは、何といっても音の隙間でしょう。3LDKの広〜いマンションに独り暮らしみたいな、ある意味もの凄く寒い音像が魅力です。(プロダクションのことを指してはいないので注意!)。歌メロあたりは、結構メロディアスなので、それにあわせて、各楽器が鳴っていない隙間を聴くと、このバンドを面白いバンドだなぁと思えるようになります。アルバム一枚で散ってしまったのが、その寒さをより一層際立たせてくれるという素敵な演出も好き。
《求む! その後の消息等の情報》
カタログ
DAMN THE MACHINE